≫≫≫…東北巨石以外の巨石をご覧下さい!…≪≪≪
別途掲載しております東北6県の「東北巨石番付」のブログの他、私が見た東北六県以外の若干の巨石を掲載致しました。次の巨石です。
栃木県 足利市名草町4990厳島神社:名草巨石群
群馬県 沼田市榛名町榛名山:御姿岩
群馬県 前橋市昭和町三丁目29-11岩神稲荷神社:岩神の飛石
群馬県 前橋市下大屋町569産泰神社:巨石群
群馬県 前橋市鼻毛石町鼻毛石:鼻石&八幡神社硯石
茨城県 日立市十王町大字黒坂堅破山(たつわれさん):太刀割石・兜石
茨城県 つくば市筑波山:巨石群
茨城県 つくば市筑波月水石神社:磐長媛磐(いわくら)
茨城県 茨城県常陸大宮市山方5858-13 陰陽神社:陰陽石
岐阜県 高山市一之宮町位山:祭段石
平成23年11月に下記5ヶ所追加しました。
山梨県 山梨市西2067大石山:大石神社ご神体石等
山梨県 山梨市下石森1石森山:山梨岡神社巨石群
山梨県 山梨市牧丘町西保下立石神社:立石神社ご神体石
長野県 諏訪市湯の脇1-12-3児玉神社:児玉石
長野県 諏訪市下諏訪町字石仏:万治の石仏
平成24年3月に下記1ヵ所追加しました。
茨城県 桜川市平沢高峰山:だいだら坊の背負石
東北巨石以外の巨石をご覧ください。
栃木県 足利市名草町4990厳島神社:名草巨石群
行き方は、足利市「名草厳島神社」や「名草の巨石群」で調べて頂きたい。
全国区の巨石群である。
(・・・詳しくは「泰山の古代遺跡探訪記 名草巨石群」等を是非ご参照下さい。)
名草巨石のほんの一部だけを掲載します。
お供石
もっと左から
弁慶の割石(割石は、弁慶だ!八幡太郎だ!坂上田村麻呂だ!と何故こうなるのだろう!)
胎内くぐり
群馬県 沼田市榛名町榛名山:御姿岩
余りにも有名であり改まって道順を記入する必要もないので略す。
広大な榛名山の山頂近くの山腹に鎮座する榛名神社の御姿岩。
(頭部が落ちそうで落ちない!受験生には良いかもよ!
宮城県北上にも有名な釣石神社巨石(落ちそうで落ちない石)があるけど願掛けで受験生で賑わってますよ。)この番付でも取り上げてますよっ!
確かに、頭部と胴体?を示す聳え立つ奇観「御姿岩」は神が降臨した!という聖跡を感じる。
この洞穴に「火産霊神(ほむすびのかみ)[鎮火・開運]と埴山姫神(はにやまひめのかみ)[五穀豊穣]」が祀られているとの事。
境内周辺の岩々には一つ一つ名前が付けられており、その巨岩は見る者を圧倒する。
個人的には、石が達磨落としの様に積み重なっている姿の「九折岩」(つづら岩)が不思議を感じ大好きである。
いかにも人の手が加えられた如くで不思議も不思議である。自然であれば驚異である。
ご参考まで!東北にはこれと似たような達磨落としの様な巨石がある。(福島県花塚山の立石・小結番付である。)
こちらは、自然のなせる技!と言っても頷けない事もないのであるが。この度の東日本大震災で倒壊が心配されるのですが、原発放射能の影響で確認に行けないのが残念です。
群馬県 前橋市昭和町三丁目29-11岩神稲荷神社:岩神の飛石
町の中にある。利根川に架かる6号線の大渡橋を渡り直進し間もなくである。
群馬大医学部の前に赤い鳥居が見えて来る。
周囲60m、高さ10mの巨岩で、火口から噴出した高温の火山岩や火山灰等が冷えて固まったものだと言う。
約10万年前の赤城山噴火で火山泥流となり利根川に堆積していた岩灰が固まったこの巨岩は、約2万年前の浅間火山の火山泥流やその後の利根川の洪水でこの場所に運ばれて来たものだと言われている。
それにしても巨大で自然の脅威を感じざるを得ない。・・・(ネット・巨石Listで知る)
これに似た例で、福島県の猪苗代にある「美弥の大石」も同様磐梯山の噴火で5Kmも流されて来た大石が有り自然の脅威は怖ろしいほどである。
群馬県 前橋市下大屋町569産泰神社:巨石群
中央伊勢崎駅から天神山に向い中央前橋駅からの50号線を越えて行くと着く。
社殿背後に古代から在ったとみられる巨石崇拝の巨石群がある。
赤城山火砕流の名残とされる。
名の通り安産の神として信仰されている。
・・・(ネット・巨石Listで知る)
群馬県 前橋市鼻毛石町鼻毛石:鼻石
前橋市鼻毛石町にあるが、先ず宮城支所を目指して頂き、支所を出て、右手に曲がり400mほどで、赤城寺、集落センター、町田建設様が出て来るがその町田建設様を右手に曲がった所に、地名の起源となった巨石の「鼻石」がある。
鼻の形をした石で、その鼻の穴に生えた草が鼻毛に似ているからこの土地が「鼻毛石」になったと言われている。
地名に鼻毛石とは、洒落と言うか、ぶっ飛んだ人達がいたものだと感心する。
鼻の形ィ?…つったって、そうは見えな~~ …そうだ!?お茶ノ水博士の鼻か!
群馬県前橋市鼻毛石町鼻毛石:八幡神社硯石
鼻石からほんの少し奥に進むと八幡神社が直ぐ正面に見える。
この石は、その昔、八幡太郎義家が遠征途中に立寄り、窪み溜まっていた水を硯に取って使った事から「硯石」と呼ばれるようになったと!と言われている。
(また八幡太郎か!不思議な事に、名前が違っても硯石は何処にでもあるんだよな~。)
・・・(ネット・巨石Listで知る)
尚、宮城支所様に教えて頂いたが、集落センターの前を入って行くと「爪引き不動尊石」もある、ついでに!。
茨城県 日立市十王町大字黒坂堅破山(たつわれさん):太刀割石・兜石
日立349号線から60号線に入るか、6号線十王から60号線に入るか、私もこれで3度目であるがどちらからも行ってみた。いずれにせよ黒坂で大きな「黒前神社」の看板が目に入るので折れる。
暫く道なりに走れば着く。
堅割山は山とは言うもののハイキング感覚で簡単に20分も掛からず登れる。
兎に角、数多く巨石が存在する。
巨石には、それぞれ「不動石」「烏帽子岩」「手形石」「畳石」「兜石」「舟石」「胎内石」「太刀割石」「軍配石」「神楽石」等と名が付けられている。
等々夫々、巨石に名が付けられ、伝説もあると言う。
昔、八幡太郎義家が神授の刀にて巨石を割ったと言う伝説から山名にしたと言う。太刀割=堅割山である。
(刀を振り回すのは、また八幡太郎なのだ! そうなのだっ、関東は太郎ちゃんなのだ! 因みに東北は麻呂ちゃんが主なのだ! (麻呂ちゃんって?体制側のスーパースター征夷大将軍・坂上田村麻呂だよっ!)
太刀割石
兜石
神仏分離令で隠し部屋を作り仏様を隠した珍しい山門もある。
茨城県 つくば市筑波山:巨石群
茨城県西部にある山。ご案内するまででもないでしょう!標高877メートル。
主峰女体山とその西の男体山の2峰からなる。
女体山の方には名前が付けられた巨岩が数多くある。主だったものを上げると!
大仏岩…うーん、まったく、鎌倉の大仏様に似てるような、榛名の御姿岩に似てる様な?
北斗岩…天にそびえ立ち、決して動かないから!とは。じゃぁ他の石は動くのかな?とはヘリクソ!
陰陽石…巨大石が2つ陰陽寄り添って見える事から。
母の胎内くぐり岩…岩を抜ける事で生まれた姿に立ち返る事を意味する。
弁慶の七戻り岩…頭上の岩が落ちそうで、弁慶も行きつ戻りつ七戻りしたと言う。
弁慶も意外に気が小さい。
でもキッといつかは誰かが運悪く犠牲になると思うんだけども。桑原!桑原!
出船入船…姿が出舟と入船が並んでいるように見えるから!
茨城県 つくば市筑波月水石神社:磐長媛磐(いわくら)
筑波14号線から「筑波参道入り口」に進み、筑波山登り道路途中、林道のような細い道路を右折する。
多分「警察署」の看板が左に出て来るまで行き過ぎる事だと思うが引き返し直ぐに左折道路が出て来るので曲がれば月水石神社(がっすいせき)と看板が出て来る。
祭神は看板にある通り、筑波山両神イザナギ・イザナミ尊第4御子「磐長媛」を祀っている。この地で病没し石と化し、両神の下命で下々の守護神となる!とあり、月水石神社の裏にある。因みに月は陰、水は命、石は永遠を象徴すると言う。 ・・・(ネット・巨石Listで知る)
茨城県 常陸大宮市山方5858-13 陰陽神社:陰陽石
常陸大宮市118号線の山方から29号に折れ久慈川カントリークラブに向かう。
陰陽山公園の看板があるので左折し公園に入る。陰陽神社までは長い階段を登る。
陰陽神社の起縁は山頂付近にある大きな石が二つある所から名付けられたと言う。
右(東)が陰石で左(西)が陽石である。社殿は南向きにこの大石を背に鎮座している。
神社は光圀が創建を思い立たれたと言う。 ・・・(ネット・巨石Listで知る)
陰陽石
陰石
陽石
岐阜県 高山市一之宮町位山:祭段石
岐阜高山市から41号線を行くと人類の発祥地であり天神人祖一神宮の一之宮が出て来る。この宮が位山を向き、奥の院と呼ばれている。
その前96号に折れて進むと位山スキー場がある。
古文書(竹内文献)には、奥宮があったとされ、飛騨・乗鞍に及ぶ一帯が神話にいう高天原であったと記されている。96号線を反対から来ると途中の道路に大きな「天孫降臨の地」の看板が立てられている。
スキー場のリフトの鉄塔近くにこの祭段石がある。
この山の祭神は「天照日大御神」である。
山梨県 山梨市西2067大石山:大石神社ご神体石等
山梨140号線通称雁坂みちを兄川橋北詰~八幡橋西詰と行くと看板が立っていてその看板に従って行くと着く。
「山梨市八景大石山の奇岩群」の「大石神社」鳥居前には、岩手地区大石山歴史公園案内板があり公園遊歩道案内と夫々の巨石の名が記されている。神社の階段を正面に一気に上っても良いし、階段途中から左折して遊歩道を上がって行っても良い。神社本殿の裏手のご神体石は高さ12m、周囲68mもあり、通商「兜石」と呼ばれていて、その巨大さは巨石の宝庫と言われる山梨県内でも随一と言われている。
ご神体石の甲石と手前浮船石
影向石、
産屋石、
他に、屏風石、胎内石、浮船石、百足石、笠石、乳石、子守石等々がある。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
山梨県 山梨市下石森1石森山:山梨岡神社巨石群
山梨市411号線から214号線に交差する所から左折し、日川小学校~トヨペット~世田谷製作所を通過すると右手に石森山が見えて来て、道路脇で「獅子石」が迎えてくれる。
古代から神霊が石に宿ると言う信仰に基づいて石をご神体として祀ったり、崇拝されて来た。主だった大石・巨岩には名が付けられその景観が存在感を持って人々に崇拝されてきた事が分かる…と看板にある。中に入ると夥しい巨石がある。
一つ一つ、富士見石、馬蹄石、枕石、子持石、不老石、船石、屏風石、小太鼓石、太鼓石、母石の名が付けられている。
因みに、これが船石、
因みに、これが母石、
山の上には朝日崔と名付けられた丸石巨石
中腹には更に立派な船石と見える巨石が鎮座する。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
山梨県 山梨市牧丘町西保下立石神社:立石神社ご神体石
山梨140号線通称雁坂みちを北上し途中38号が合流して来るがそのまま進むと信号が出て来るので206号へ左折する。(直進すると花かげの郷まきおか道の駅に出るが間違い)
1km強ほど行くと中村自動車興業が出て来るので通り過ぎて左折しそのまま進めば左側に出て来る。
立石神社は西保下の総鎮守社で祭神は天手力雄命(アマノタジカラオオノミコト)別名加茂山立石明神と言う。拝殿から通して本殿の扉が見える。
ご神体は本殿の裏にあり、八稜石で直立と看板には出ていたが横から見ればそう見えなくもないが?。
横から見ると、
拝殿脇から斜面を登ると夥しい巨石が見えて来る。これをどう捉えればいいのだろうか!
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
長野県 諏訪市湯の脇1-12-3児玉神社:児玉石
長野道岡谷ICで下り20号線を走り、春宮大門を過ぎ更に街中に走り海岸2丁目の信号を左折する。エプソンの会社が線路を渡りきった所にあるので左に見て進み交差した所を右手に走ると小さな児玉神社の案内板が出て来るので左折すると真正面に見えて来る。
児玉石神社由緒記の看板によると昔より原住民の崇敬を集め産土神として祀られていたとある。
神社境内には「諏訪の七石」の一つの数えられている5個の大石があるが、この拝殿前にある二つの大石は「いぼ石」と呼ばれ神社のシンボルとなっている。大石は祭神の御霊代となっている。大石の凹にたたえられている水で「いぼ」を洗うと治癒すると言い伝えられている。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
長野県 諏訪市下諏訪町字石仏:万治の石仏
万治とは年号である。(1660年)
長野道岡谷ICで下り20号線を走り、春宮大門を左折すると諏訪大社下社に当たるので手前のPに駐車する。鳥居前を左折する。(春宮に入っても行ける。)
[#IMAGE|f0125073_612088.jpg|201307/24/73/|mid|208|156]
直ぐに赤い橋が出て来るので川沿いに右折し150m程行けば着く。
結構大きい巨石である。石仏で印を結んだ手が可愛い。看板にその伝説が書いてあったが略す。願い事を叶えるには3周して拝むようになっている。
後ろ側から見た。
お顔は独特で岡本太郎が、素晴らしい!と絶賛したと言う。(入口の川淵に岡本太郎の碑が建っている。)
茨城県 桜川市平沢高峰山:だいだら坊の背負石
北関東道「笠間西」で下り左に曲がって50号線に出たら左折し、3km程走り信号で右折し257号線を走り、2km程走ると289号線に出る。その289号線に出る寸前の道路右手にこんな看板が出ているので参考にされるといい。
289号線を左折し少し行くと右手にヘアピン道路が出て来る。学校が200m位か、先に見える。あとは 高峰山に登る様に行けば道路左脇に「だいだら坊背負い石」の看板が出て来るが「だいだら坊背負い石」はすぐその先ある。
万物に神が宿るとの思いが強かった古代、山裾の大神台遺跡に住んでいた人達はこの巨大な石に神が宿っているものと信じ畏敬の念を抱いていたのではないか、と石伝説の碑に刻まれている。
だいだら坊背負い石 正面から
背負った綱目?がくっきり浮き出ている!
側面から
怪力のだいだら坊が背負って来たこの巨石の背負い縄が切れ、足をけって動かそうとしたが動かないのでそのまま置いて立ち去ったとの伝説。巨石には蹴った足跡(左手指し)と縄目(右手指し)が風化せずはっきりと確認出来る。
縄目は太い蔦がそのまま石になったようでこれは本当に興味深い。
この山を登れば春には「桃源郷」ならぬ「桜源郷」を味わう事が出来る。展望台近くで地元の公園桜の管理者と出会い話を伺った。マウンテンバイクコースと展望台の右側には、「硯石」があると看板には出ていたが今回時間がなく探せなかった。管理者が言うにはもうちょっと先にある!と言う事だった。
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この他、是非別途掲載しております「東北巨石番付」をご覧ください。
別途掲載しております東北6県の「東北巨石番付」のブログの他、私が見た東北六県以外の若干の巨石を掲載致しました。次の巨石です。
栃木県 足利市名草町4990厳島神社:名草巨石群
群馬県 沼田市榛名町榛名山:御姿岩
群馬県 前橋市昭和町三丁目29-11岩神稲荷神社:岩神の飛石
群馬県 前橋市下大屋町569産泰神社:巨石群
群馬県 前橋市鼻毛石町鼻毛石:鼻石&八幡神社硯石
茨城県 日立市十王町大字黒坂堅破山(たつわれさん):太刀割石・兜石
茨城県 つくば市筑波山:巨石群
茨城県 つくば市筑波月水石神社:磐長媛磐(いわくら)
茨城県 茨城県常陸大宮市山方5858-13 陰陽神社:陰陽石
岐阜県 高山市一之宮町位山:祭段石
平成23年11月に下記5ヶ所追加しました。
山梨県 山梨市西2067大石山:大石神社ご神体石等
山梨県 山梨市下石森1石森山:山梨岡神社巨石群
山梨県 山梨市牧丘町西保下立石神社:立石神社ご神体石
長野県 諏訪市湯の脇1-12-3児玉神社:児玉石
長野県 諏訪市下諏訪町字石仏:万治の石仏
平成24年3月に下記1ヵ所追加しました。
茨城県 桜川市平沢高峰山:だいだら坊の背負石
東北巨石以外の巨石をご覧ください。
栃木県 足利市名草町4990厳島神社:名草巨石群
行き方は、足利市「名草厳島神社」や「名草の巨石群」で調べて頂きたい。
全国区の巨石群である。
(・・・詳しくは「泰山の古代遺跡探訪記 名草巨石群」等を是非ご参照下さい。)
名草巨石のほんの一部だけを掲載します。
お供石
もっと左から
弁慶の割石(割石は、弁慶だ!八幡太郎だ!坂上田村麻呂だ!と何故こうなるのだろう!)
胎内くぐり
群馬県 沼田市榛名町榛名山:御姿岩
余りにも有名であり改まって道順を記入する必要もないので略す。
広大な榛名山の山頂近くの山腹に鎮座する榛名神社の御姿岩。
(頭部が落ちそうで落ちない!受験生には良いかもよ!
宮城県北上にも有名な釣石神社巨石(落ちそうで落ちない石)があるけど願掛けで受験生で賑わってますよ。)この番付でも取り上げてますよっ!
確かに、頭部と胴体?を示す聳え立つ奇観「御姿岩」は神が降臨した!という聖跡を感じる。
この洞穴に「火産霊神(ほむすびのかみ)[鎮火・開運]と埴山姫神(はにやまひめのかみ)[五穀豊穣]」が祀られているとの事。
境内周辺の岩々には一つ一つ名前が付けられており、その巨岩は見る者を圧倒する。
個人的には、石が達磨落としの様に積み重なっている姿の「九折岩」(つづら岩)が不思議を感じ大好きである。
いかにも人の手が加えられた如くで不思議も不思議である。自然であれば驚異である。
ご参考まで!東北にはこれと似たような達磨落としの様な巨石がある。(福島県花塚山の立石・小結番付である。)
こちらは、自然のなせる技!と言っても頷けない事もないのであるが。この度の東日本大震災で倒壊が心配されるのですが、原発放射能の影響で確認に行けないのが残念です。
群馬県 前橋市昭和町三丁目29-11岩神稲荷神社:岩神の飛石
町の中にある。利根川に架かる6号線の大渡橋を渡り直進し間もなくである。
群馬大医学部の前に赤い鳥居が見えて来る。
周囲60m、高さ10mの巨岩で、火口から噴出した高温の火山岩や火山灰等が冷えて固まったものだと言う。
約10万年前の赤城山噴火で火山泥流となり利根川に堆積していた岩灰が固まったこの巨岩は、約2万年前の浅間火山の火山泥流やその後の利根川の洪水でこの場所に運ばれて来たものだと言われている。
それにしても巨大で自然の脅威を感じざるを得ない。・・・(ネット・巨石Listで知る)
これに似た例で、福島県の猪苗代にある「美弥の大石」も同様磐梯山の噴火で5Kmも流されて来た大石が有り自然の脅威は怖ろしいほどである。
群馬県 前橋市下大屋町569産泰神社:巨石群
中央伊勢崎駅から天神山に向い中央前橋駅からの50号線を越えて行くと着く。
社殿背後に古代から在ったとみられる巨石崇拝の巨石群がある。
赤城山火砕流の名残とされる。
名の通り安産の神として信仰されている。
・・・(ネット・巨石Listで知る)
群馬県 前橋市鼻毛石町鼻毛石:鼻石
前橋市鼻毛石町にあるが、先ず宮城支所を目指して頂き、支所を出て、右手に曲がり400mほどで、赤城寺、集落センター、町田建設様が出て来るがその町田建設様を右手に曲がった所に、地名の起源となった巨石の「鼻石」がある。
鼻の形をした石で、その鼻の穴に生えた草が鼻毛に似ているからこの土地が「鼻毛石」になったと言われている。
地名に鼻毛石とは、洒落と言うか、ぶっ飛んだ人達がいたものだと感心する。
鼻の形ィ?…つったって、そうは見えな~~ …そうだ!?お茶ノ水博士の鼻か!
群馬県前橋市鼻毛石町鼻毛石:八幡神社硯石
鼻石からほんの少し奥に進むと八幡神社が直ぐ正面に見える。
この石は、その昔、八幡太郎義家が遠征途中に立寄り、窪み溜まっていた水を硯に取って使った事から「硯石」と呼ばれるようになったと!と言われている。
(また八幡太郎か!不思議な事に、名前が違っても硯石は何処にでもあるんだよな~。)
・・・(ネット・巨石Listで知る)
尚、宮城支所様に教えて頂いたが、集落センターの前を入って行くと「爪引き不動尊石」もある、ついでに!。
茨城県 日立市十王町大字黒坂堅破山(たつわれさん):太刀割石・兜石
日立349号線から60号線に入るか、6号線十王から60号線に入るか、私もこれで3度目であるがどちらからも行ってみた。いずれにせよ黒坂で大きな「黒前神社」の看板が目に入るので折れる。
暫く道なりに走れば着く。
堅割山は山とは言うもののハイキング感覚で簡単に20分も掛からず登れる。
兎に角、数多く巨石が存在する。
巨石には、それぞれ「不動石」「烏帽子岩」「手形石」「畳石」「兜石」「舟石」「胎内石」「太刀割石」「軍配石」「神楽石」等と名が付けられている。
等々夫々、巨石に名が付けられ、伝説もあると言う。
昔、八幡太郎義家が神授の刀にて巨石を割ったと言う伝説から山名にしたと言う。太刀割=堅割山である。
(刀を振り回すのは、また八幡太郎なのだ! そうなのだっ、関東は太郎ちゃんなのだ! 因みに東北は麻呂ちゃんが主なのだ! (麻呂ちゃんって?体制側のスーパースター征夷大将軍・坂上田村麻呂だよっ!)
太刀割石
兜石
神仏分離令で隠し部屋を作り仏様を隠した珍しい山門もある。
茨城県 つくば市筑波山:巨石群
茨城県西部にある山。ご案内するまででもないでしょう!標高877メートル。
主峰女体山とその西の男体山の2峰からなる。
女体山の方には名前が付けられた巨岩が数多くある。主だったものを上げると!
大仏岩…うーん、まったく、鎌倉の大仏様に似てるような、榛名の御姿岩に似てる様な?
北斗岩…天にそびえ立ち、決して動かないから!とは。じゃぁ他の石は動くのかな?とはヘリクソ!
陰陽石…巨大石が2つ陰陽寄り添って見える事から。
母の胎内くぐり岩…岩を抜ける事で生まれた姿に立ち返る事を意味する。
弁慶の七戻り岩…頭上の岩が落ちそうで、弁慶も行きつ戻りつ七戻りしたと言う。
弁慶も意外に気が小さい。
でもキッといつかは誰かが運悪く犠牲になると思うんだけども。桑原!桑原!
出船入船…姿が出舟と入船が並んでいるように見えるから!
茨城県 つくば市筑波月水石神社:磐長媛磐(いわくら)
筑波14号線から「筑波参道入り口」に進み、筑波山登り道路途中、林道のような細い道路を右折する。
多分「警察署」の看板が左に出て来るまで行き過ぎる事だと思うが引き返し直ぐに左折道路が出て来るので曲がれば月水石神社(がっすいせき)と看板が出て来る。
祭神は看板にある通り、筑波山両神イザナギ・イザナミ尊第4御子「磐長媛」を祀っている。この地で病没し石と化し、両神の下命で下々の守護神となる!とあり、月水石神社の裏にある。因みに月は陰、水は命、石は永遠を象徴すると言う。 ・・・(ネット・巨石Listで知る)
茨城県 常陸大宮市山方5858-13 陰陽神社:陰陽石
常陸大宮市118号線の山方から29号に折れ久慈川カントリークラブに向かう。
陰陽山公園の看板があるので左折し公園に入る。陰陽神社までは長い階段を登る。
陰陽神社の起縁は山頂付近にある大きな石が二つある所から名付けられたと言う。
右(東)が陰石で左(西)が陽石である。社殿は南向きにこの大石を背に鎮座している。
神社は光圀が創建を思い立たれたと言う。 ・・・(ネット・巨石Listで知る)
陰陽石
陰石
陽石
岐阜県 高山市一之宮町位山:祭段石
岐阜高山市から41号線を行くと人類の発祥地であり天神人祖一神宮の一之宮が出て来る。この宮が位山を向き、奥の院と呼ばれている。
その前96号に折れて進むと位山スキー場がある。
古文書(竹内文献)には、奥宮があったとされ、飛騨・乗鞍に及ぶ一帯が神話にいう高天原であったと記されている。96号線を反対から来ると途中の道路に大きな「天孫降臨の地」の看板が立てられている。
スキー場のリフトの鉄塔近くにこの祭段石がある。
この山の祭神は「天照日大御神」である。
山梨県 山梨市西2067大石山:大石神社ご神体石等
山梨140号線通称雁坂みちを兄川橋北詰~八幡橋西詰と行くと看板が立っていてその看板に従って行くと着く。
「山梨市八景大石山の奇岩群」の「大石神社」鳥居前には、岩手地区大石山歴史公園案内板があり公園遊歩道案内と夫々の巨石の名が記されている。神社の階段を正面に一気に上っても良いし、階段途中から左折して遊歩道を上がって行っても良い。神社本殿の裏手のご神体石は高さ12m、周囲68mもあり、通商「兜石」と呼ばれていて、その巨大さは巨石の宝庫と言われる山梨県内でも随一と言われている。
ご神体石の甲石と手前浮船石
影向石、
産屋石、
他に、屏風石、胎内石、浮船石、百足石、笠石、乳石、子守石等々がある。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
山梨県 山梨市下石森1石森山:山梨岡神社巨石群
山梨市411号線から214号線に交差する所から左折し、日川小学校~トヨペット~世田谷製作所を通過すると右手に石森山が見えて来て、道路脇で「獅子石」が迎えてくれる。
古代から神霊が石に宿ると言う信仰に基づいて石をご神体として祀ったり、崇拝されて来た。主だった大石・巨岩には名が付けられその景観が存在感を持って人々に崇拝されてきた事が分かる…と看板にある。中に入ると夥しい巨石がある。
一つ一つ、富士見石、馬蹄石、枕石、子持石、不老石、船石、屏風石、小太鼓石、太鼓石、母石の名が付けられている。
因みに、これが船石、
因みに、これが母石、
山の上には朝日崔と名付けられた丸石巨石
中腹には更に立派な船石と見える巨石が鎮座する。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
山梨県 山梨市牧丘町西保下立石神社:立石神社ご神体石
山梨140号線通称雁坂みちを北上し途中38号が合流して来るがそのまま進むと信号が出て来るので206号へ左折する。(直進すると花かげの郷まきおか道の駅に出るが間違い)
1km強ほど行くと中村自動車興業が出て来るので通り過ぎて左折しそのまま進めば左側に出て来る。
立石神社は西保下の総鎮守社で祭神は天手力雄命(アマノタジカラオオノミコト)別名加茂山立石明神と言う。拝殿から通して本殿の扉が見える。
ご神体は本殿の裏にあり、八稜石で直立と看板には出ていたが横から見ればそう見えなくもないが?。
横から見ると、
拝殿脇から斜面を登ると夥しい巨石が見えて来る。これをどう捉えればいいのだろうか!
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
長野県 諏訪市湯の脇1-12-3児玉神社:児玉石
長野道岡谷ICで下り20号線を走り、春宮大門を過ぎ更に街中に走り海岸2丁目の信号を左折する。エプソンの会社が線路を渡りきった所にあるので左に見て進み交差した所を右手に走ると小さな児玉神社の案内板が出て来るので左折すると真正面に見えて来る。
児玉石神社由緒記の看板によると昔より原住民の崇敬を集め産土神として祀られていたとある。
神社境内には「諏訪の七石」の一つの数えられている5個の大石があるが、この拝殿前にある二つの大石は「いぼ石」と呼ばれ神社のシンボルとなっている。大石は祭神の御霊代となっている。大石の凹にたたえられている水で「いぼ」を洗うと治癒すると言い伝えられている。
・・・(ネット・巨石巡礼で知る)
長野県 諏訪市下諏訪町字石仏:万治の石仏
万治とは年号である。(1660年)
長野道岡谷ICで下り20号線を走り、春宮大門を左折すると諏訪大社下社に当たるので手前のPに駐車する。鳥居前を左折する。(春宮に入っても行ける。)
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直ぐに赤い橋が出て来るので川沿いに右折し150m程行けば着く。
結構大きい巨石である。石仏で印を結んだ手が可愛い。看板にその伝説が書いてあったが略す。願い事を叶えるには3周して拝むようになっている。
後ろ側から見た。
お顔は独特で岡本太郎が、素晴らしい!と絶賛したと言う。(入口の川淵に岡本太郎の碑が建っている。)
茨城県 桜川市平沢高峰山:だいだら坊の背負石
北関東道「笠間西」で下り左に曲がって50号線に出たら左折し、3km程走り信号で右折し257号線を走り、2km程走ると289号線に出る。その289号線に出る寸前の道路右手にこんな看板が出ているので参考にされるといい。
289号線を左折し少し行くと右手にヘアピン道路が出て来る。学校が200m位か、先に見える。あとは 高峰山に登る様に行けば道路左脇に「だいだら坊背負い石」の看板が出て来るが「だいだら坊背負い石」はすぐその先ある。
万物に神が宿るとの思いが強かった古代、山裾の大神台遺跡に住んでいた人達はこの巨大な石に神が宿っているものと信じ畏敬の念を抱いていたのではないか、と石伝説の碑に刻まれている。
だいだら坊背負い石 正面から
背負った綱目?がくっきり浮き出ている!
側面から
怪力のだいだら坊が背負って来たこの巨石の背負い縄が切れ、足をけって動かそうとしたが動かないのでそのまま置いて立ち去ったとの伝説。巨石には蹴った足跡(左手指し)と縄目(右手指し)が風化せずはっきりと確認出来る。
縄目は太い蔦がそのまま石になったようでこれは本当に興味深い。
この山を登れば春には「桃源郷」ならぬ「桜源郷」を味わう事が出来る。展望台近くで地元の公園桜の管理者と出会い話を伺った。マウンテンバイクコースと展望台の右側には、「硯石」があると看板には出ていたが今回時間がなく探せなかった。管理者が言うにはもうちょっと先にある!と言う事だった。
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この他、是非別途掲載しております「東北巨石番付」をご覧ください。
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by hamadas-2
| 2015-02-04 21:06
| 関東